食肉牛の放射能(セシウム)汚染で大変困っています。
食肉牛の出荷停止処置により、育成していた牛が出荷できなくなりました。
もともと農家なのですが、蚕→タバコ→牛と時代の流れに沿って
育成業種を変更してきました。
米や野菜は栽培はしていますが、販売するほどの出来高は無く
今や生活は、食用牛の販売による収入の維持しか有りません。
そんな中の出来事なので、実家にいるご両親(嫁の両親)は大変悲痛を
訴えています。
牛小屋には、ちょうどセリに出せる食用牛が、5頭いてこの時期を逃すと
販売出来なくなる状況から、早く全件検査を行い、良いのか、悪いのかを
判断して欲しいと言っていました。
行政から説明に来るわけでもなく、ただ単に「出荷停止」の通知だけで
補償の件も含めてどのようになっているのかわからない状況です。
悪の根源は、福島原発での事故には変わり有りません。
困っている人が大変多くいらっしゃります。
国会で、「管下ろし」とかくだらないことでもめているのならば、与野党協力の
姿勢で、東北の復興に全精力を注ぐべきだと思います。
不信感ばかりが募る今日この頃です。