「なでしこジャパン」詐欺騒動!!

華やかな式典に出席しながら、気が気ではない。佐々木監督が思わぬ言葉を口にした。
「握手を急に求められたりすることもあるみたい。選手が不安を抱いて、気が休まらない状況もある」

 選手との交流会をうたう、不審なDMが出回っていることが前日12日に発覚。「みなさん注意してほしいし、われわれも注意したい」と話したが、心配事はそれだけではなかった。

 「なでしこジャパン」はこの日、ビッグスポーツ賞日本スポーツ賞大賞を受賞。昨年7月のW杯優勝以降、国民栄誉賞紫綬褒章を受けるなど、選手たちの知名度は増すばかりだ。そこに降って湧いた“詐欺”騒動。犯罪まがいの行為が発覚し、佐々木監督が選手に対しても過敏になるのは当然だった。

 昨年は主将MF沢(INAC神戸)やFW丸山(千葉)がストーカー被害に遭遇した。「さらにエスカレートしないかと、気が気でない選手もいる」と、日本協会関係者。2月上旬には新年始動となる和歌山合宿が行われる。若手発掘を目的とし、U-17代表からA代表当落線上の選手も含め、約100人の乙女が集結する。

 小倉純二会長は「大パーティーみたいになる。(警備を)増やさざるをえない? それはそう。(協会関係者が合宿地に)下見にも行っているみたい」と警備強化を示唆した。

 W杯優勝直後に行われた昨年8月の岡山・美作合宿は、6日間で延べ3万2900人のファンが集結。計660人の警備体制が敷かれた。「五輪イヤーで露出も増える。常識的な対応をしてほしい」と佐々木監督。ファンとの距離が遠ざかることは望んでいないが、選手の安全は第一に考えなければならない。

こういう事は止めてほしい。

どこかの先進国と同じになってしまう。