監査の打ち合わせがあります。

今日は、ISOコンサルタントとの話し合いの日です。
来週にISO社内擬似審査を行なうように調整を進めている中で詳細について話し合いを持ちます。

ISOの規格自体が、2008年度版から2015年度版に昨年切替り大きく変更は
無かったものの、章構成が統一の内容となり、トップマネージメントの明確化と
リスクと機会に対する会社の考え方を明確化することが大きなポイントになっています。

現状、社長が意図するところは打ち出されてはいますが、それを受けて従業員
一人一人がどのように活動、行動していくかがまだ見えてきていません。
それと、リスクとは何かですね。

うちのリスクは、端的に言うと若手の育成が出来ていない後継者となる人材の
大きな不足はあげられると思います。
そして、販売に関しての機会損失ですね。

経営者の判断で、仕事を切り分けていく(受注を受けない)体質により今後の
安定的利益の確保が本当に行なえるのかと言う点は、経営者自ら反省している
部分であり、改善を求められています。

そんなことが多い会社ですが、「全社一丸」の掛け声の下一つの方向に向ける
姿勢はすばらしいのでISOを取得していい方向に向えればと思います。
コンサルもその辺はこの時間を掛けて行なってきているので把握している
中味で、それをどうやって率直に従業員に質問させるかが焦点ですかね。

もう、9月も半ばでそろそろ本審査に向けた計画を練っておかないと遅れたら
社長に大目玉を食らいそうなので、しっかりと進めていきたいと思います。

監査員の技量と、経営者のそれぞれの考え方の一致があれば、書類も整備
されているので何にも問題は無いとは思いますが、如何せん皆緊張感が
重々しい感じなのでいざと言う時の反応が心配ですね。
推進室長の頑張りは見習うところが多くって、この9ヶ月で一番会社の中で
考え方が変わった人だと思います。

今はちょっとお疲れ気味ですが、来週にはいつものスタイルになってくれると信じています。
では、残暑が残っていますがいつもの通りに出勤します。