踊る大捜査線 THE MOVIE 3 ヤツらを解放せよ!

7月3日に公開される映画『踊る大捜査線 THE MOVIE 3 ヤツらを解放せよ!』で、公開に向けて小出しにされてきた情報の集大成ともいえる情報がついに「解放」された。本作のタイトルで「解放せよ!」と言われている「ヤツら」の正体が明かされたのだ。

 本作は、引っ越しの最中にさまざまな事件に見舞われてしまう新湾岸署が、その完ぺきなセキュリティーシステムを逆手に取られて、何者かによって占拠されてしまうというストーリー。そのため、「解放せよ!」と言われている「ヤツら」は湾岸署に閉じ込められた署員のことだと考えられていた。しかし、なんと「ヤツら」とは、織田裕二演じる青島が過去に逮捕してきた犯罪者たちのことだった。

 青島が過去に逮捕してきた犯罪者として本作に出演するのは、稲垣吾郎小泉今日子岡村隆史伊集院光宮藤官九郎古田新太、布川敏和、近藤芳正、北山雅康というそうそうたる面々。新湾岸署を占拠した犯人が、彼らの解放を要求する。それぞれ犯人役として、『踊る大捜査線』シリーズの中で、一くせも二くせもあるキャラクターを演じていたが、彼らが過去に演じたキャラクターとして、『踊る大捜査線』に帰ってくるのだ。

 1998年に公開された映画『踊る大捜査線 THE MOVIE』に出演した小泉は、「過去の犯人役なのに、また出演しちゃってごめんなさい! 12年ぶりに『解放』されちゃいました。出演の依頼が来たときはびっくりしましたが、とてもうれしかったです。今作の真奈美はどんなことをしでかすのでしょうか? わたしも『踊る』ファンとして、とても楽しみにしています」とコメントしている。

 まさにドラマ時代から『踊る大捜査線』シリーズを追いかけてきたファンにとって、うれしい設定。今までのシリーズをすべて見返したい気分にさせられる。青島、室井(柳葉敏郎)は、「ヤツらを解放せよ!」というありえない要求にどう対処するのか? 7年の沈黙を破って、『踊る大捜査線』がわたしたちの前に再び姿を現す日は近い!


楽しみな映画がまた見れそうです。