若年性脳梗塞って多くなっているって聞きますが私もその1人です。

若年性脳梗塞って多くなっているって聞きますが私もその1人です。


この頃、「若年性脳梗塞」って言葉を良く聞きます。

その流行が私だったのかもしれません。

私は、41歳の時に発症しました。

朝起きて、まず左手が痺れていました。

その後、顔を洗って、頭をセットして出かけようとした時には、左腕全体が

痺れている感じで、車のシフトチェンジも右手で行なうまでになっていました。

それから車を運転して会社まで着きましたが、気持ちが悪く体も右にふらつきます。

この日は、朝礼が有ったのですが会場まで向かう際に、やはり体が右にふらつき

挙句の果てには、言葉が出なくなってしまいました。

上司に相談して、事情を話し直ぐに掛かりつけの病院に部下に送って行って

もらいました。その時は、少し気分も良くなってきましたが言葉と左腕の感覚が

普通とは違う感じでした。

病院についてから、20分後位には点滴が始められました。

それから、MRI、CTと撮られて、午前中には「入院加療」の決断がされました。

頭の上の方に少し梗塞の陰影が有りました。

そこに通っている神経に左腕、言語の神経が有り、症状として出ているとの

診断でした。

即、血流を良くするための点滴が処方され、搬送から1時間半後には投薬を開始

されました。

それから、14日間の入院を強いられました。

毎日、点滴を3回打たれ、排尿の量も測られる事になりました。

入院して一週間後には、言語、左腕の障害は緩和されこのまま後遺症も無く

いけるかと思いましたが、12日経ってもそれ以上良くなることは無く、左腕も45度

までしか上がらなくなりました。

指先にも力が入らず、とても悲しい気持ちになっていました。

退院後は、言語は直ぐに戻りましたが、左腕はリハビリでゆっくり直すしかない

との診断が下って、それから今に至るまでずーとリハビリを続けています。

気持ち良くなっているような感じはしますが・・・

5年位続けてみましょうって言われています。

この頃では、不便を感じないくらいにはなりましたが、回りから見てもらうと

まだ左腕は、上がっていないのは一目瞭然です。

そんな後遺症を持ちながら今では一生懸命働いています。

発症してから、約7ヶ月間休職して治療当たったので酷くならずに済んだと

自分では思っています。

「若年性脳梗塞」って怖いですよ。

生活習慣には、本当に注意して規則正しい生活を今は習慣付けています。