「改装」D51、柏の公園に再び。

「改装」デゴイチ、柏の公園に再び

2010年05月04日
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修繕が終わったD51=柏西口第一公園
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保存会を立ち上げた吉田拓司さん
 柏市明原3丁目の柏西口第一公園に展示されている蒸気機関車「D51」が約半年にわたる修繕を終え、往時の姿をよみがえらせた。鉄道ファンの少年の呼びかけで、保存会も立ち上がり、公園ボランティアとして機関車の清掃や保守点検などを担うことになった。(永井啓子)
 デゴイチの愛称で親しまれるこの蒸気機関車は「D51―453」。1940年に製造され、九州などで活躍。74年に廃車になるまでの総走行距離は、地球約58周分の232万キロに達したという。廃車後、旧国鉄から柏市が無償貸与を受けた。
 今回は85、97年度に続く3度目の修繕。昨年9月から市が、雨風にさらされてさびた個所を補修して車体を塗り直し、周囲にライトアップのための照明をつけるなどした。
 こうした「改装」を見守ってきた一人が、同市塚崎のラーメン店員、吉田拓司さん(17)だ。鉄道好きの吉田さんは2年ほど前、公園近くの友人宅を訪ねた折に偶然、D51の存在を知った。傷みのひどさに心を痛め、昨年夏、「市長への手紙」で手入れの必要性を訴えた。
 さらに「貴重な産業文化遺産で、子どもたちの科学や歴史の教材になる。活用を考え、雄姿を次世代に伝えたい」と保存会結成を思い立った。現在のメンバーは、小学生から50代男性まで8人。ふだんはフェンスに囲われ、触れたり乗ったりできないが、今後について、「メンバーの立ち会いで、運転台開放を計画して、世代を超えた交流の場にしたい」と話す。「将来は圧縮空気を使って汽笛を鳴らせるようにできたら」と夢はふくらんでいる。
 5日午前10時30分からは、地元3町会による「デゴイチふれあいまつり」が開かれ、運転台の開放などが行われる。吉田さんもまつりの中で、子どもたちにD51の魅力を解説する。ミニSLの運行や模擬店もある。午後3時まで。参加無料。小雨決行。
 
朝日新聞ニュースからの引用ですが、近くの公園にあるD51が復活したニュースが載っていました。
 
吉田さんは、親切な人でした。
 
2日の日に行ったときに、運転台を見せてくれました。
 
何時までも、綺麗でいて欲しいです。