畠山容疑者早く自供して!!

秋田県藤里町の米山豪憲君(7)殺害事件で、死体遺棄容疑で逮捕された畠山鈴香容疑者(33)=写真右=が、能代署捜査本部の調べに、豪憲君を遺棄した場所について、「もっと川の近くに捨てるつもりだった」と供述していることが7日分かった。4月に川沿いで発見された長女の彩香さん=当時(9)=と同様の状況をつくり、彩香さんの“事故”と関連付けて再捜査させる狙いだったとみられる。
 捜査本部によれば、畠山容疑者は、豪憲君の殺害を認める一方、「家のなかに(豪憲君の)死体があったので、車に積んで一人であそこに捨てた」と供述しているという。殺害現場は自宅の玄関とみられている。また、遺体を乗せた車で、自宅から遺棄現場に向かう途中、いったんは別の場所で遺棄しようとしたが断念したとも供述。日中で明るく、目立つこともあり、人通りの少ない場所を探して現場付近をさまよっていたとみられる。

畠山容疑者は、川の近くまで遺体を運ぶ余裕がなく、道沿いに遺棄することになったのか 
 畠山容疑者は、豪憲君が行方不明となった日の行動について、午後2時から4時までは自宅にいて、その後、車で15分ほどの実家に向かい、午後5時半ごろに夕食の買い出しで実家近くのスーパーに出かけ、午後8時ごろ自宅に戻ったと話していた。これまでの調べで、5時半ごろスーパーで買い物している様子が防犯ビデオなどで確認されている。遺体の遺棄現場も実家から車で5分ほどの場所にあり、捜査本部では買い物を言い訳に外出して遺体を遺棄していた可能性もあるとみて、時間の特定を急いでいる。

 ただ、畠山容疑者は、捜査と関係のない話は冗舌に語るが、質問が事件の核心に迫ると黙り込んだり、「体調が悪いので横になりたい」「つらいから薬を飲ませて」などと話して取り調べを拒んでいる。このため、1、2時間の休憩を挟みながらの聴取が続いている。

 畠山容疑者の口からは、いまだに豪憲君や両親に対する謝罪の言葉は出ていないという。

 これまでの検証作業で、畠山容疑者宅の玄関付近と車内で、豪憲君のものとみられる血痕と尿の後が見つかっている。このほか、豪憲君の遺体にウサギの毛が付着しており、畠山容疑者が数カ月前まで自宅でウサギを飼っていたことも分かっている。

状況がだんだん解明されてくる。
早く自供して、罪を償って欲しい。