上原開幕ダッシュ成功!!!

阪神戦に向けた調整で、談笑する上原(右)と桑田  13勝3敗1分けと好調なスタートを切った巨人が、21日から昨季覇者・阪神と今季初対決する。開幕前からこの対戦を重要視してきた原辰徳監督(47)は20日、「阪神といい戦いができて開幕ダッシュ成功といえる」と位置づけた。左腕対策として大西を昇格させる。一方、ここまで勝率5割の阪神は、巨人戦を起爆剤とする構え。両リーグトップ8発の浜中は、阪神では岡田監督の現役時代以来16年ぶりとなる10号一番乗りもかかる。第1戦は上原、井川のエース対決。
 真価が問われる時が来た。昨年覇者、阪神との今季初対決。翌日から始まる決戦に控え、大阪から東京へ向かった原監督は、いよいよ始まる大舞台を待ちわびるように話しだした。
 原監督 開幕ダッシュ成功と言われているけど、阪神戦が終わってから考えようと思っている。そういう意味で、この阪神戦は大事。阪神戦が終わって、いい戦いができて、開幕ダッシュが成功と思っている。
 13勝3敗1分けで首位の巨人に対し、阪神は7勝7敗1分けの3位。貯金の数字だけで10の違いがあっても「昨年のディフェンディングチャンピオン」という阪神に対する印象は変わらない。快調に進む開幕ダッシュも、阪神との戦いを経なければ本物とは言えない。21日からの3連戦を、開幕ダッシュの最終章と位置付けている。
 開幕前から、この一戦を意識していた。「幸い阪神と戦うのは21日かな。いいスタートして、いいコンディションでぶつかります」。そう話したのは開幕前日だった。言葉通りの展開にも「(昨年の胴上げを甲子園で見ている屈辱が)いいふうに働くといい。今までの成績は度外視して、全力で戦っていきたい」と、あらためて挑戦者の気持ちを奮い起こすと意気込んだ。
 開幕ダッシュの完成へ向け、右打者の大西を今季初めて1軍に昇格させる。先発が予想される井川、江草と左腕2枚への対策だ。「(井川は)いいに決まっている。でも、ウチの上原もいいぞ」。あとはナインを信じ、決戦のグラウンドに送り出すだけだ。

今日、阪神のエース、井川投手対巨人のエース、上原投手のエース対決で、試合は、投手戦で、11回まで進み、裏の巨人の4番李スンヨプの2ランサヨナラ弾が出て巨人の勝ちで終わりました!!!!