ベーチェット病ってなに?!

R&Bグループ、EXILEのパフォーマー、MATSU(31)が、持病の悪化により左目が失明状態に陥ったことを5日深夜放送のフジテレビ系ドキュメンタリー「EXILE~6年目の真実~」で告白した。

 高熱や頭痛などを伴う難病だが、MATSUは「同じ病気で苦しんでいる人に失礼のないよう、EXILEの一員として一生懸命やっていく」と闘病への決意を表明している。同番組でMATSUは10年以上前から完治が難しい難病、べーチェット病=別項=に悩んでいたが、昨年春から症状が悪化したと明かし、「目の中に真っ白い『無』な状態が広がっている。他にも症状が出ると、3日間くらい寝込んでいないと、高熱が出て歩けなくなる」と症状を説明した。

 激しいダンスを展開するEXILEのステージに立ち続けるには、あまりにも過酷な症状だ。そのため、リーダーのHIRO(37)が心を鬼にして、「活動がハードになれば、病気のことを考えてやれなくなる。長い人生、EXILEだけがすべてじゃない」と厳しい通告を下す場面も番組内で紹介された。しかし、MATSUは「EXILEが自分の生きる道。メンバーに支えられて、これからも頑張りたい」と訴えた。昨年12月16日のライブでも、激しい頭痛に加え、鎮痛剤の多用で内臓を痛めながらも、過激なダンスを通した。

 ボーカル交代劇だけでなく、MATSUの難病もあった昨年のEXILE。激動の1年を乗り越えた7人が、新たな勝負に乗り出す。

ベーチェット病
 口腔粘膜や外陰部の潰瘍(かいよう)、皮膚の発疹、眼部病変を主症状とし、ほかにも関節炎、消化管病変、血管病変、中枢神経病変などが認められる慢性再発性の全身性炎症性疾患。重症になると失明や脳、末しょう神経が侵されることも。発症年齢は20~40歳で30歳前半がピーク。病因は現在不明で、何らかの内因と外因が関与して白血球の異常が生じ病態が形成されると考えられている。内因には過労やストレス、外因には寒冷や気圧の変化などが挙げられる。

初めて聞く病名にビックリ!!
過労&ストレスってみんな持ってるだろうに・・・怖い!!